神宮球場、国立競技場、秩父宮ラグビー場など、東京のスポーツの聖地。青山通り方面は、伊藤忠本社など、ビジネス街の様相も見せる。青山通り沿いにはおしゃれなショップが並んでいる。
交通
JR中央・総武線信濃町駅、千駄ヶ谷駅、都営大江戸線国立競技場駅、東京メトロ銀座線外苑前駅、副都心線北参道駅から徒歩圏内である。
また、東京メトロ銀座線・半蔵門線の青山一丁目駅も徒歩圏内である。
道路は、南側に青山通り、西側に外苑西通り、東側に外苑東通りが整備されているが、神宮外苑は駐車スペースが少ないため、公共交通機関で来る者が多い。
スポーツの聖地
国立競技場は建て替えのため取り壊されたが、閉鎖前は高校サッカーやコンサート、明治神宮花火大会など、イベントで重宝された。
神宮球場はプロ野球東京ヤクルトスワローズの本拠地であるほか、東京六大学野球や高校野球が開催されており、学生野球の聖地となっている。
神宮球場が明治神宮花火大会のメイン会場である。
また、秩父宮ラグビー場では大学ラグビー、スーパーラグビーなど、ラグビーの試合が繰り広げられている。
2020年東京オリンピックに向けた大規模再開発
国立競技場が2020年の東京オリンピックの会場となることから、建て替え工事を行っている。
それに伴い、神宮球場、秩父宮ラグビー場を巻き込んだ大規模な再開発が計画されている。
神宮球場第二球場、秩父宮ラグビー場、神宮球場の順番に取り壊し、神宮第二球場の跡地にラグビー場、秩父宮ラグビー場の跡地に球場を建設する予定である。
明治神宮花火大会
毎年8月に、明治神宮外苑で花火大会が行われる。
国立競技場(現在は閉鎖中)、神宮球場、神宮第二球場、秩父宮ラグビー場が会場で、入場にはチケットが必要。
花火のほか、音楽ライブなど観客を楽しませるためのイベントが数多く用意されている。
外苑神宮サイクリングコース
日曜・祝日は神宮外苑エリアの道路が車両通行止めになり、サイクリングコースとして活用されている。
自転車のレンタルや子ども向けの自転車教室も行われ、自然の中で安全にサイクリングを楽しむことができる。
聖徳記念絵画館
国会議事堂とよく似た外観の建物だが、明治時代を描いた絵画が展示されている。
また、建物本体も重要文化財に指定されている。
イチョウ並木
青山通りから絵画館を結ぶ直線道路はイチョウ並木となっている。
絵画館とイチョウ並木が一体となったロケーションは美しく、ドラマのロケも頻繁に行われる。
神宮球場で野球が行われるときは、入場列ができる。
また、ソメイヨシノも植えられているため、春には花見を楽しむこともできるが、本数はあまり多くない。