2020年完成を目標に、渋谷駅の埼京線ホームの移設工事が進められています。
12月1日から、移設工事の一環として、連絡通路が変更になりましたので、その様子を報告します。
並ぶぜ!!ホーム
(本項は、2018年7月の記事 渋谷駅埼京線ホーム移設工事の様子(2018年7月現在)の一部抜粋です。)
東急東横線の旧渋谷駅を撤去し、その跡地の埼京線のホームを設置しようというものです。
現在、埼京線ホームは山手線ホームから約350メートル離れており、乗り換えに時間がかかっています。
東横線旧渋谷駅を撤去することで、山手線ホームの横にスペースができます。
このスペースに埼京線のホームを移設し、山手線と埼京線の接続を便利にするのが工事の目的です。
2020年の完成を目指し、工事が進められています。
東京副都心(新宿・渋谷・池袋)から横浜までの区間は、東横線・副都心線と競合しています。
この力関係に大きな影響を与える工事だと思います。
※2020年2月18日追記
2020年6月1日より、新ホームの供用が始まり、山手線と埼京線のホーム並列化が行われます!
連絡通路の変更
変更の概要は写真のとおりです。
これまで、動く歩道のある高架橋を連絡通路として使用していましたが、埼京線ホームを新宿方面に延伸し、延伸部分を仮連絡通路として使用することになりました。
中央改札付近コンコースから埼京線ホームへ
連絡通路を実際に歩いてみたので、写真を交えながら紹介したいと思います。
こちらが中央改札付近のコンコースです。
旧連絡通路は閉鎖されています。
こちらが新通路です。
足音が響くような仮設通路です。
工事が完成したらこちらも撤去されるのでしょうか。
新ホーム上空です。
ホームへの下りエスカレーターです。
ホームの延伸部分です。
ここから、現行ホームへの長い道のりが始まります。
旧東横線渋谷駅の名残が感じられます。
まだ仮設だからなのか、通路が狭いですね。
ちょっとした下り階段もあります。
埼京線ホームに到着です。
この日は休日でしたが、通路が狭いので、平日の朝夕の時間帯に通行困難にならないか心配でした。
埼京線ホームから中央改札付近コンコースへ
今度は、埼京線ホームから中央改札付近のコンコースまで歩いたので、その様子を紹介します。
旧連絡通路へのエスカレーターが閉鎖されていました。
現在、埼京線の上り線と下り線の線路に高低差があるため、いびつな階段があります。
旧連絡通路の残骸が見えました。
上り階段が見えますが、右側の通路を直進すると上りエスカレーターもあります。
右側にある通路はこんな感じです。
上りエスカレーターです。
この地点から山手線ホームを見ると、こんな感じです。
コンコースに到着です。
まだ移動時間は短縮されていませんが、埼京線ホームが延伸され、山手線に近づいてきた実感が沸いてきました。
早えーとこ旧連絡路を撤去してくれないと柱が邪魔で仮連絡通路が狭くて通りにくい。
人にぶつかってばかりで謝り放題。みんな、矢印に沿って歩いてくれ。