現在、渋谷駅では乗り換えの利便性向上のため、埼京線ホームの移設工事が行われています。
今回は、2018年7月現在の工事の進捗をまとめたいと思います。
並ぶぜ!!ホーム
東急東横線の旧渋谷駅を撤去し、その跡地の埼京線のホームを設置しようというものです。
現在、埼京線ホームは山手線ホームから約350メートル離れており、乗り換えに時間がかかっています。
東横線旧渋谷駅を撤去することで、山手線ホームの横にスペースができます。
このスペースに埼京線のホームを移設し、山手線と埼京線の接続を便利にするのが工事の目的です。
2020年の完成を目指し、工事が進められています。
※2018年12月現在の記事をこちらにまとめていますので参考に→【渋谷駅】埼京線への連絡通路が変わりました
東京副都心(新宿・渋谷・池袋)から横浜までの区間は、東横線・副都心線と競合しています。
この力関係に大きな影響を与える工事だと思います。
参考記事
→東横線 VS 湘南新宿ライン 首都圏全体を巻き込んだ熾烈な乗客争奪戦
埼京線上り線線路切り替え
5月26日・27日及び6月2日・3日に、埼京線を運休し、埼京線の線路切り替え工事が行われました。
この工事で、東横線の旧渋谷駅をよけるように通っていた線路を旧渋谷駅跡地のエリアに通すため、上り線(大崎方面)の線路を東側に移しました。
JR東日本プレスリリース(2018.2.27)より
工事後の写真を撮りました。
埼京線上り線(写真だと左側)の線路が東側(写真だとさらに左側)に移ったため、真ん中(写真だと成田エクスプレスとりんかい線の車両の間)にホームを設置するスペースができています。
これは新宿方面の写真です。
工事前の写真があると比較しやすかったのですが、上り線と下り線の間に余裕ができていますね。
今後の工事で下り線ホームも少しだけ東側に移動し、山手線ホームの拡幅につながっていきます。
渋谷は再開発で大きく生まれ変わろうとしています。
この工事も、その一環です。
渋谷がどんな風に生まれ変わるのか、楽しみです!
2018年12月現在の様子をまとめましたので、こちらもご確認ください。