【2018年は交通厄年?】新幹線殺傷事件 前代未聞のテロ事件

 

2018年6月9日(土)21時45分頃、東海道新幹線下りのぞみ265号の新横浜ー小田原間で、男が乗客の女性2人を襲い、止めに入った男性1人を殺害する事件が起こりました。

2018年は交通厄年?シリーズ、今回はこの殺傷事件について取り上げたいと思います。

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休日を襲った悲劇

事件当日、列車は新横浜を出発し、名古屋方面へ向かっていました。

新横浜の次の停車駅は名古屋。

所要時間は約1時間15分。

この列車は、のぞみの最終列車(こだま、ひかりはまだあります)で、土曜なので観光客が多く乗っていました。

この時期は新横浜の日産スタジアムで東方神起のコンサートが行われており、ファンが多く乗っていたといわれています。

列車が新横浜を出発すると、悲劇が起こります。

男が突然、近くにいた女性2人を刃物で襲いました。

そして、それを止めに入った男性を複数回刺し、殺害しました。

安全を誇る新幹線が血に染まる、前代未聞のテロ事件となりました。

どんな事情があっても、罪のない一般人を殺すことは絶対に許されません

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防犯体制の強化

強化プラスチックの盾やさすまたを配備し、防犯体制を強化しました。

車内喫煙室の一部を改装し、用具の収納場所とする予定です。

JR東海のプレスリリースによると、防犯スプレーを男性乗務員・パーサーにも配布し、全乗務員・パーサーが携帯するようになるとのことです。

また、盾やさすまたの使い方について、実演を交えてスタッフ向けに研修を実施することになりました。

手荷物検査の実施は見送り

事件を受けて、手荷物検査の是非が議論されました。

手荷物検査は危険物を乗車前に排除できるので、確かに効果的です。

しかし、新幹線が取り扱う乗客数は飛行機より桁違いに多いです。

設備や人員が追い付かない、そして、新幹線の利点である「気軽さ」が損なわれてしまうという致命的な問題が発生してしまい、手荷物検査の実施は現実的ではありません。

結局、手荷物検査の実施は見送り、車内の防犯体制の強化により安全確保を図ることになりました。

【過去の事件】新幹線放火事件(2015年)

2015年6月30日、東海道新幹線の小田原駅付近の車内で、71歳の男が自身にガソリンをかけ火をつけ自殺しました。

年金に対する不満を口にしていたそうです。

このとき生じた煙により、乗客の女性が亡くなっています。

この事件を受けて、新幹線車両に順次防犯カメラが設置(既に設置されている車両もありましたが)されることになりました。

JR東海プレスリリース(防犯カメラ)

JR東海プレスリリース(2017年12月6日)抜粋

なお、2018年の殺傷事件を受けて、今後、防犯カメラの映像が乗務員のスマートフォン等で共有されるようになるとのことです。

過度な不安は不要だが・・・

日本国内の犯罪件数は減少しており、戦後最少水準となっています。

一部地域を除き、夜でも安心して街を歩ける、安全な国です。

そのため、過度な不安は不要だと思います。

とはいえ、いきなり隣の乗客に刺されたら・・・これって防ぎようがないですよね。

残念ながら、ゼロリスクにすることは現実として不可能だと思います。

万が一が起こったときの批判を恐れて過剰防衛に・・・という保険漬けのようなことをしてはいけません。

ということで、手荷物検査など利便性を極端に損なう過剰な対策はすべきではありませんが、防犯カメラの増設、巡回の強化など、現実的な範囲でリスクをゼロに近づけるよう、鉄道各社には努力をしてほしいと思います。

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