沖縄県には戦後長らく鉄道がありませんでしたが、2003年、ゆいレールが開業しました。
そして2019年にはてだこ浦西駅まで延伸し、那覇と浦添を結ぶ路線が誕生しました。
目次
ゆいレール延伸
那覇と浦添を結ぶ路線に発展
2003年の開業当時、ゆいレールは那覇空港ー首里間の運行でした。
その後、浦添方面に延伸工事を行い、2019年にてだこ浦西駅まで延伸しました。
那覇空港駅とてだこ浦西駅を約40分、370円で結びます。
浦添前田駅ーてだこ浦西駅間は起伏の激しい地形につき、トンネルが掘られています。
2両編成だが運行本数多め
ゆいレールはモノレールで、2両編成のため輸送力はあまり高くありません。
しかし、それを補うため、最短で4分間隔の本数を運行しています。
丸ノ内線や銀座線の、短編成(といっても6両)の弱点を運行本数で補う戦略を思い出しました。
2020年3月10日よりSuica使用可能
切符はQRコード形式になっています。
JR東日本でも導入を検討しているようです。
その一方で、2020年3月10日よりSuica等交通系ICカードの使用が可能になりました。
なお、動画の撮影時は3月10日より前だったため、Suicaは使えませんでした。
駅や乗車の様子は動画で
乗車の様子を撮影した動画を作りましたので、ご覧ください。
前半はてだこ浦西駅の駅前やホームの様子、3:29以降が、乗車の様子です。
動画の1:57あたりで、QR乗車券を使用しています。
切符をSuicaのように使っています。
動画の終盤では、きれいな夕焼けを捉えています。
また、このたび、てだこ浦西駅ー那覇空港駅間の車窓動画を作りました。
カットが少なめで、少し長いですが、お時間のある方は覗いていってください。
てだこ浦西駅開業
てだこ浦西駅は、ゆいレールの終点駅です。
ゆいレールの延伸に合わせて、2019年10月1日に開業しました。
駅前には大規模な立体駐車場があり、パークアンドライドが可能です。
また、徒歩圏内には西原入口バス停や沖縄自動車道上に幸地バス停があるので、バスとの乗り継ぎも可能です。
まだ殺風景ですが、駅前のロータリーはきれいに整備されており、これからの発展の可能性を感じます。
駅を車と鉄道を結ぶ拠点にしているようです。
てだこ浦西駅の駅前やホームの様子は、上の動画をご覧ください。