ＡＴＭの普及で、コンビニでの預金の引き出しが当たり前の時代になりました。
そして次は・・・
なんと、駅の券売機で預金の引き出しが可能になります！
東急線でサービス開始予定
東急電鉄は、東急線の駅の券売機で銀行預金の引き出しができる「キャッシュアウト・サービス」を開始すると発表しました。
スマートフォンのアプリで事前に申請をし、ＱＲコードの発行を受け、駅の券売機でＱＲコードをかざすと現金を引き出せるとのことです。
これは日本初のサービスとなります！
対象となる銀行口座はゆうちょ銀行と横浜銀行。
2019年春からの提供予定です。
ＡＴＭより便利？
ＡＴＭで引き出すときは、ＡＴＭの操作とキャッシュカードが必要になります。
キャッシュアウト・サービスは、スマホの操作は必要になりますが、キャッシュカードを財布から取り出す手間が省けます。
キャッシュカードの取り出しよりスマホの取り出しの方が楽ですよね。
この点で、キャッシュアウト・サービスの方が便利になるでしょう。
手数料は？
手数料は現段階では未定です。
ゼロってわけにはいかなそうですね。
預金金利がほぼゼロの中、手数料がかかってしまうと微妙な感じがします。
どこまで根付くか
このサービスを利用するには、券売機の利用前にアプリで引き出す金額を申請する必要があります。
この事前申請の手間が、どこまで許容され、根付くでしょうか。
券売機利用時に、事前申請を忘れていて券売機の前で慌ててアプリを操作する・・・
そして行列ができてしまう・・・
となっては、サービスの利点が半減してしまいます。
ただ、ＩＣカードの普及で券売機の存在感が薄れてきている中、新たな存在意義が生まれるかもしれません！
既に東急線の券売機はＱＲコードに対応しているので、大きなコストにはならないでしょう。
駅の集客力を生かしたおもしろいサービスだと思います。
今後、他社線へサービスが拡大されることも考えられます。
まずは2019年春のサービス開始でどうなるのか、見守っていきたいと思います。