以前、JR横浜駅の上り方面(東京方面)の攻略法を説明しました。
今回はその反対、下り方面(大船方面)の攻略法を取り上げます。
根岸線の大船行きに騙されてはいけない!
大船方面に行きたいときは、根岸線でも東海道線でも横須賀線でも大船方面に行けます。
東海道線だと約15分、横須賀線だと約18分ですが、根岸線だと約30分かかってしまいます。

JR東日本HPより
図の上から順に、青色の線が横須賀線、オレンジ色の線が東海道線、紫色の線が上野東京ライン、赤色の線が湘南新宿ライン、水色の線が京浜東北線・根岸線、黄緑色の線が横浜線です。
根岸線は駅数が多いうえ、遠回りをしているのです。
実際は、路線図のイメージ以上にぐるっと迂回しています。
おまけに、桜木町や磯子止まりの列車が多く、大船まで行ける列車の本数が少ないです。
大船から先、東海道線、横須賀線方面に行きたいときは、必ず東海道線又は横須賀線を利用しましょう。
東海道線・横須賀線で大船方面に行くときの注意点
前回同様、JR横浜駅の構内図をお示しします。

JR東日本HPより
しかし、構内図からは読み取れない注意点に触れたいと思います。
湘南新宿ラインは横須賀線ホーム
東海道線の下りホームは、5・6番線です。
しかし、ここで注意が必要なのが湘南新宿ラインの存在です。
湘南新宿ラインは東海道線直通列車と横須賀線直通列車がありますが、いずれも9番線横須賀線ホームから発着します。
東海道線は保土ケ谷駅、東戸塚駅を通過
横浜から大船方面は、東海道線と横須賀線が並走しますが、保土ケ谷駅、東戸塚駅に停車するのは横須賀線です。
東海道線は通過します。
さらにややこしいのが、またしても湘南新宿ライン。
湘南新宿ラインは戸塚駅まで横須賀線線路を走りますが、快速及び特別快速は保土ケ谷駅と東戸塚駅を通過してしまいます。
横須賀線の線路に、東海道線と同じダイヤで走る列車が混ざっている感じです。
横須賀線を利用するときは、十分に注意しましょう。
また、東海道線の次発車する列車は事実上横須賀線ホームということもあり得ますので、駅の案内、特に次の列車はどのホームから発車するのかをよく確認しましょう。
なお、JRへの乗り換え方法はこちらでまとめています。