現在、東急日吉駅と相鉄・JR直通線羽沢横浜国大駅の間で、相鉄・東急相互直通運転のための工事が行われています。
今回は、日吉駅付近の工事の様子を見てきました。
相鉄・東急直通線
相鉄・東急直通線は、東急東横線・目黒線の日吉駅と相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅の間を、新横浜駅を経由して結ぶ路線です。

東急電鉄HPより
開通すれば、相鉄・JR直通線と合わせて、相鉄線から東急東横線・目黒線が1本で結ばれます。
相鉄にとっては、念願の東京への乗り入れが叶うことになります。
そして、新横浜駅と1本でつながることは、東急・相鉄にとって大きなメリットとなるでしょう。
2022年度下期の開業を予定しています。
日吉駅工事計画
2016年7月より、目黒線の停車位置が元住吉寄りに約60メートル移動しました。
日吉駅付近の路線のイメージです。
私のお手製の図なので見苦しい点が多々あるかと思いますが、ご容赦ください。
相鉄・東急直通線は、日吉駅を出ると、東横線の上下線に挟まれる形で路線を伸ばします。
さらにその間には、目黒線の引上げ線が1本設置されます。
現在、目黒線の引上げ線は2本あるので、1本に減らし、空いたスペースに相鉄・東急直通線を入れるイメージです。
目黒線の引上げ線が減るということは、目黒線の日吉始発の列車の一部が相鉄・東急直通線からの乗り入れ列車に置き換わると予想されます。
直通線は地下へ潜り、東横線の真下を走ります。
そして、新綱島(仮称)を経て新横浜へ向かいます。
日吉駅付近の工事の様子
日吉駅目黒線ホームです。60メートル元住吉寄りに移動した痕跡です。
目黒線の引上げ線付近の工事が行われています。
日吉駅の外側から見た工事の様子です。
東横線に挟まれる形で、中央部分の工事が行われています。
ここに相鉄・東急直通線の線路が敷設される予定です。
東横線に囲まれるように、真ん中が空いています。
このすき間が、相鉄・東急直通線のスペースです。
このあたりから直通線が地下に向かっていくのか、地下が掘られています。
このあたりは、東横線が高架、直通線がその真下、となるのでしょうか。
綱島街道直下に、新綱島駅ができる予定です。
どのような駅ができるのでしょうか。
4年後の開通が楽しみです。
東急線から新横浜まで一本で行けるようになったら便利になりますね!