2020年１月３日より、渋谷駅の銀座線のホームが表参道駅寄りに移設されました。
銀座線の新ホームは、渋谷スクランブルスクエアと渋谷ヒカリエの間の明治通りの上空に設置されました。
今回は、新しくなった渋谷駅の銀座線ホームの様子を中心にお伝えします。
銀座線新ホーム開業
年末年始運休の末の誕生
2019年12月28日から2020年１月２日までの６日間、銀座線は渋谷駅のホーム移設に伴い、渋谷ー表参道、青山一丁目ー溜池山王の２区間が運休となりました。
年末年始の大部分の期間での運休でしたが、６日間の運休を経て、１月３日、始発より新ホームの供用が開始しました。
明治通りをまたぐ渋谷駅新ホーム
銀座線ホームは、これまでは東急百貨店東横店の３階にありました。
これが表参道寄りに約130メートル移動しました。
井の頭線から少し離れてしまいましたが、ヒカリエやスクランブルスクエアとの接続は良くなりました。
Ｍ字型の島式ホーム
旧ホームは、乗車専用ホームと降車専用ホームに分かれていました。
それぞれのホームが狭く、混雑を招いていました。
そこで、新ホームは乗車ホームと降車ホームを統合し、島式ホームとしました。
Ｍ字型の形状が特徴です。
まだ残る旧ホーム
新ホーム開業後、降車専用ホームは井の頭線方面への乗り換え用の通路の一部として残されています。
まだ線路も残っており、回送線として時々使われるそうです。
改札は撤去されましたが、その跡をまだ見ることができました。
乗り換えについて
明治通り方面改札
進行方向後ろ寄り（表参道方面）の下方向にあるのが、明治通り方面改札です。
この改札は、明治通りに面しています。
ヒカリエも改札のすぐ隣にあります。
東横線・副都心線の乗り換えが便利な改札ではありますが、東横線・副都心線に乗り換えるのであれば隣の表参道駅で乗り換えるのが便利です。
スクランブルスクエア方面改札
進行方向前寄りにあるのが、スクランブルスクエア方面改札です。
ＪＲや京王線へ乗り換えることができます。
半蔵門線・田園都市線に乗り換えることもできますが、隣の表参道駅で乗り換えた方が対面乗り換えになり便利です。