五反田から川崎までの移動は、品川まで山手線を利用し、品川で東海道線に乗り換え川崎に行くのが通常の行き方だと思います。
しかし、乗り換えなしで行ける路線バスがあります。
今回は、東急バス反01系統を利用し、五反田から川崎まで移動しました。
五反田と川崎を往復する路線バス
東京都と神奈川県をまたぐ路線
東急バスの反01系統は、五反田駅と川崎駅ラゾーナ広場の間を往復しています。
戸越銀座、西馬込、池上などを経て多摩川を渡り、東京都と神奈川県をまたいで川崎に至ります。
五反田から多摩川越えまでは国道1号、川崎市に入ってからは府中街道を走ります。
運賃は2段階
運賃は、都内(多摩川大橋まで)は220円、それより先は263円(IC利用時)です。
区間ごとに運賃が異なっていますが、乗車時に行き先を告げて運賃を支払います。
乗車時に整理券の受取やICのタッチは不要です。
所要時間・運賃ともにJRの勝ちだが
バスでの所要時間は約50分です。
JRだと、品川経由で所要時間20分~25分程度、運賃は220円です。
よって、時間、運賃ともにJRの勝ちです・・・
しかし、五反田や川崎に一本で行けるこの路線は魅力的で、経路途中のバス停、特に並行する鉄道のない西馬込~川崎間の需要は高いと思います。
運行本数は昼間の時間帯で1時間に5本~9本確保されており、需要の高さが伺えます。
東急バス 反01系統で多摩川を渡る
詳細は動画で
いつものように、YouTubeに投稿しています。
動画も是非お楽しみください。
東京23区南部を縦断
それでは、実際に乗車します。
五反田駅前では、次発のバスのほか、次々発のバスも停車していました。
なかなかの気合の入りようです。
バスは国道1号を走り、大崎広小路や戸越銀座を通過します。
戸越銀座通過時の動画を撮り逃したのは悔やまれます。
馬込で、環七通りの立体交差を通過します。
東京の貴重な環状道路です。
東海道新幹線と横須賀線と交わります。
上が東海道新幹線、下が横須賀線です。
西馬込駅で浅草線が終点となるため、ここから乗客が増え、立っている方もいました。
多摩川を渡り川崎へ
環八通りと東急多摩川線を越えると、間もなく多摩川です。
多摩川を渡り、神奈川県川崎市に入りました。
間もなく府中街道に入り、川崎駅に到着です。
西馬込~川崎の需要高 多い本数に納得
五反田から川崎までの移動であれば、JR一択だと思います。
しかし、西馬込で浅草線が終点となるため、西馬込から川崎までの需要は高いものでした。
本数が多いのにも納得しました。