先日、事故現場に行く機会がありましたので、取り上げてみたいと思います。
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事故の概要
2016年11月8日早朝、はかた駅前通りの福岡市営地下鉄七隈線の延伸工事現場(博多駅前2丁目交差点付近)で起こりました。
福岡市営地下鉄ホームページも参考にご確認ください。
七隈線延伸工事
七隈線は、現在、橋本駅から天神南駅までを結んでいる地下鉄路線です。
これを博多駅まで延伸するため、工事を行っていました。
延伸により、博多―天神間の混雑分散や、博多から福岡市西南部のアクセス改善が期待できます。
七隈線は当初の見込みより乗客が少なく、博多延伸は収益改善の切り札でした。
事故前は、2020年度中の開業を目指していました。
しかし、事故により工事が遅れ、開業予定は2022年度中に延期されました。
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事故の予兆を察知し避難
事故発生の直前、工事現場の作業員は異変を感じ、避難。
直ちに警察に連絡し、道路を通行止めにしました。
その5分後、陥没事故が発生しました。
これにより、一時的なライフラインの寸断はあったものの、死傷者はいませんでした。
事故後、懸命の復旧工事が行われ、わずか1週間で道路が通行可能になりました。
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事故現場の今
こちらが、事故現場の地図です。
2018年3月、福岡に行く機会がありましたので、事故のことを思い出し、現場に行ってきました。
写真が少し見にくいですが、左側に伊予銀行、右側にセブンイレブンがあります。正面は博多駅の駅ビルです。
福岡なのに伊予銀行(愛媛県)があるんですね。
反対側から撮った写真です。 この日は日曜だったので、工事は行われていませんでした。
下の写真の右側の灰色になっている部分が、陥没があった場所です。くっきり分かれていますね。
現在は、安全に通行することができます。
引き続き安全第一で、工事を進めていっていただきたいと思います。
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