西武鉄道の特急は、長らくレッドアローが主役を担っていました。
このたび、2019年にデビューした新型特急ラビューに乗車してきましたので、その様子を報告します。
2019年特急ラビュー運行開始
2019年3月、西武鉄道にて新型特急「ラビュー」がデビューしました。
西武池袋線の特急「むさし」「ちちぶ」として、レッドアロー号(正確には「ニューレッドアロー」というらしい)から順次置き換えられていく予定です。
特急ラビューに乗ってみた
特急券の購入
購入方法は、レッドアローと同様です。
西武鉄道の特急やS-TRAIN、拝島ライナーをよく利用する方は、チケットレスサービス「Smooz」が便利です。
予めポイントを購入し、ポイントを使って特急券を購入します。
座席の指定ができること、発券不要でチケットレスで乗車できることが主な利点です。
しかし、事前に有効期限付き(5年)の積立ポイントを購入しなければならないので、西武鉄道の特急などをあまり利用しない方は、うっかり忘れてポイントを失効させてしまうリスクがあります。
一方、インターネット予約サービスであれば、ポイント購入の必要はなく、あまり利用しない方でもリスクがありません。
1か月ログインがないと退会扱いになってしまうようですが。
また、予約後、予約日を含め8日以内に西武鉄道の発券機で購入しなければならないので、ひと手間かかります。
西武沿線以外に在住・在勤の方にとっては、いずれも手を出しにくいサービスかもしれません。
池袋駅の発車ホームに注意
池袋駅の特急ホームは1階改札入ってすぐ右側です。
他のホームと少し場所がズレているので、見落とさないよう注意が必要です。
今回は途中駅で所用があったため、所沢駅から乗車しました。
特急ラビューは窓が大きく、車内は解放感があります。
車内の色調もオシャレですね。
枕の高さは、体型に合わせて調整可能です。
もちろん、リクライニングもできます。
座席にはテーブルが完備されています。しかも、大小2つ付いています。
実に快適な空間で、秩父まではあっという間に感じることでしょう。
飯能駅で反転
西武池袋線は、飯能駅で進行方向が変わります。
よって、飯能駅に着いたら、座席を回転させてもよいかもしれません。
周囲の乗客次第ではありますが・・・
飯能駅での反転は少し面倒ですね。
山間部に入ってくる
飯能を過ぎると、山間部に入ってきます。
正丸トンネルを越えると、いよいよ秩父です。
写真を撮り損ねてしまいましたが、車内モニターではトンネル内の映像を映していました。
子どもや鉄道マニアが喜びそうなサービスです。
あっという間に秩父到着
所沢から56分、池袋からは最短78分で西武秩父まで行くことができます。
しかし、快適空間なので、もっと短く感じるでしょう。
実にあっという間でした。
また乗ってみたいです。
次は池袋から完走したいと思います。
次回からは、秩父観光をテーマに取り上げます。
https://jinseiichidokiri.com/201911-chichibu-trip2/
つづく