2020年6月1日、渋谷駅において山手線と埼京線のホーム並列化が完了しました。
これにより、渋谷駅における山手線と埼京線の乗り換えが劇的に改善されます!
新しくなった渋谷駅の様子をこちらの記事とYouTubeでお届けします。
悲願のホーム並列化完了
大規模再開発中
2013年の東急東横線ホーム地下化を皮切りに、渋谷は大規模な再開発が行われています。
2020年にも銀座線ホーム移設が行われました。
山手線・埼京線の乗り換えが便利に
これまで、渋谷駅の埼京線ホームは山手線やハチ公口から離れた場所にあり、不便なものでした。
しかし東急東横線の地下化によりスペースに空きができ、山手線ホームの真横に埼京線ホームを設置できるようになりました。
埼京線ホームの移設については、以前も記事にしたことがありました。
このように、段階的に埼京線を運休しながら線路を移設していき、今回の工事で山手線と埼京線のホーム並列化が完了しました。

JR東日本HPより
並んだホームに行ってきた
並列化したホームの様子を動画で
新しくなった埼京線のホームを撮影してきました。
YouTubeに投稿しましたので、動画で新ホームをお楽しみください。
ハチ公改札と南改札付近の新通路が開通
このたび新たに設置された連絡通路は、ハチ公改札付近と南改札付近です。
いずれも1階コンコースです。

JR東日本HPより
すでに、中央改札のある2階コンコースは以前から供用されています。
こちらの写真が、ハチ公改札付近にある新通路です。
こちらが、南改札付近にある新通路です。
いずれも足場や壁が仮設っぽかったので、これからも変わっていく可能性があります。
山手線と埼京線が並んで停車
渋谷駅において、山手線と埼京線の並んでの停車が実現しました。
10両車の停車位置には注意
埼京線ホームは、湘南新宿ラインの長い15両編成に合わせて造ってあります。
そのため、埼京線など10両編成の列車に乗る際は、停車位置に十分気を付けましょう。
旧ホームは新南改札への連絡通路として残る
旧ホームは柵で両側がふさがれ、列車の乗り降りはできなくなっています。
現在は、新南改札への連絡通路としての機能だけが残っています。
【おまけ】恵比寿の立場はどうなる?
以前は、山手線と埼京線の乗り換えには恵比寿が便利でした。
恵比寿駅は2面4線のシンプルな構造で、山手線と埼京線が並列しており、乗り換えにかかる移動が少なめでした。
しかし、この度、恵比寿の隣駅である渋谷駅が同様の状況になりました。
恵比寿で乗り換えていた乗客が渋谷乗り換えに移行するため、恵比寿での乗り換えがどのくらい減少するのか、個人的には気になっています。
恵比寿での乗り換えが少なくなれば、湘南新宿ラインの特別快速のような恵比寿を通過する列車が増えるかもしれません。(あくまで個人的な見解です)